USJ、「モンスターハンター・ザ・リアル」の情報サイト運用基盤にBIGLOBEのIaaSを採用
NECビッグローブ株式会社(以下、BIGLOBE)は20日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)が開催しているイベント「モンスターハンター・ザ・リアル」の情報サイト運用基盤に、「BIGLOBEクラウドホスティング」が採用されたと発表した。
「モンスターハンター・ザ・リアル」は、全長約20mの等身大モンスターの展示など、「モンスターハンター」の世界観を体験できる期間限定のイベント。このイベントにあわせてUSJでは、等身大モンスターが完成するまでのメイキングレポートや、twitterを活用したキャンペーン情報を公開するWebサイトを展開している。
今回、手軽にサーバーリソースを利用できる「BIGLOBEクラウドホスティング」を情報サイトの基盤に採用したことで、設計からオープンまでの期間を、自社サーバーでの開発と比べて期間を1カ月短縮し、2週間での構築を実現したという。
また、メイキングレポートなどのコンテンツの公開・更新時には、twitterを活用した情報発信を行うことから、通常時と比べてアクセス数が約10倍増加し、数万PV/日の膨大なアクセスが集中する。これを踏まえ、アクセス集中時には「BIGLOBEクラウドホスティング」が持つサーバー複製機能を用いてサーバーを複製・増設し、ロードバランサーに接続するという負荷分散運用を、タイムリーに実施した。
さらに、コントロールパネルからリソースの使用率を確認できるほか、しきい値を超えた場合はメールで自動通知することにより、高負荷によるパフォーマンス低下やサイトダウンを事前に回避できることから、安定したサービスの提供に寄与しているとした。