大量データの処理速度を50%向上した「Dr.Sum EAエンジン」新版
ウイングアークテクノロジー株式会社(以下、ウイングアーク)は29日、BI・データ活用ソリューションの集計エンジン新版「Dr.Sum EAエンジン Ver.4」を発売した。
Dr.Sum EAは、蓄積されたデータの活用として、手元のPCで自由に集計分析できる環境を提供するBIソリューション。集計エンジンの新版として提供される「Dr.Sum EAエンジン Ver.4」では、データ処理パフォーマンスを向上。データ集計素性能およびマルチビュー機能(並列分散処理機能)の演算性能を高め、旧版と比べて、大量データの処理速度が約30~50%アップしたという。
また、新管理ツールとして「WebTools」を搭載。Webブラウザベースの同ツールを使って容易にインストールできるほか、利用者のOS環境に依存しない運用を実現する。Webブラウザに対応したことで、管理権限を必要とする担当者がグループや部門ごとの権限を設定できる環境が整い、組織の変更などにも柔軟に対応できるとする。
加えて、Dr.Sum EA接続情報とFTPサーバー情報を複数管理できるマルチテナント管理機能の追加、LDAPサーバーからのグループ情報インポートによるユーザー管理機能の強化、機能要望の多いSQLへのサポート対応などを図った。
言語面では、新たに英語OS、中国語OSをサポートしている。
価格は、最大データ件数1000万件までの「Dr.Sum EA One」が100万円(税別)、2000万件~1億件までの「Dr.Sum EA Premium」が250万円(同)から、1億~5億件までの「Dr.Sum EA Premium Plus」が600万円(同)から、5億件以上の「Dr.Sum EA Enterprise」が800万円(税別)から。