「ニフティクラウドストレージ」オープンβ版、50社の先行モニターを募集
ニフティ株式会社は12日、大容量ファイルのバックアップ・保管場所として活用できる「ニフティクラウドストレージ」オープンβ版を公開した。今秋の正式提供に先立ち、50社のモニターを募集する。
アプリケーションのログファイル、データベースのバックアップファイル、保存しておきたい文書・画像・動画など、ディスクの容量を圧迫するアーカイブの保存領域として利用可能。REST APIを用いており、Webサービスやハードウェア組み込み、グループウェア連携も容易に行えるため、さまざまな用途に使える。
正式版の提供は今秋を予定。12日よりその一部の機能を限定的に公開し、50社の無償モニターを募集する。モニター期間中は利用目的に合わせた活用方法やAPI連携などの検証として活用できる。ここでの要望を、正式版に反映する予定。
技術仕様としては、Digest認証、利用可能容量200GB、1ファイルサイズ2GB未満、書き込み同時アクセス最大1スレッド、読み込み同時アクセス最大30スレッド。β版のためサービスレベルは保証せず、利用中に予期せずデータが消える可能性もある。
モニター募集期間は7月12日から7月29日まで。利用期間は8月31日まで。募集対象はクラウドストレージの利用を検討している法人、クラウドストレージを利用したソリューションサービスや製品への組み込みなどを検討している法人。応募はWebフォームから行える。