Androidスマートフォンを棚卸し用端末に利用するIT資産管理クラウドサービス「fine asset」
資産紹介画面 |
Android端末の画面イメージ |
ITホールディングスグループの中央システム株式会社は6日、社内の管理業務を支援する中小企業向けクラウドサービス「smart works」を立ち上げると発表した。その第1弾として、Android搭載のスマートフォンで棚卸しを行えるIT資産管理サービス「fine asset」を7月7日より提供開始する。
fine assetは、社内に点在する管理台帳情報をクラウド上に集約し、IT資産ライフサイクル管理を行うサービス。棚卸しは、IT資産に張りつけられた資産管理ラベル上のバーコードを、Androidスマートフォンで読み取る方式を採用し、容易な棚卸しを実現するという。また、資産管理ラベルは大手文房具メーカーの汎用的なラベルシールを使用できるため、専用のラベルプリンタを用意せずしなくて済む点もメリットとのこと。
さらに、クラウドサービスのため、サーバーを自前で管理する必要もないほか、クライアントPCへのエージェントソフトのインストールも不要で、必要な機能はすべてWebブラウザから利用可能。
価格は管理するIT資産の数によって変わり、300資産までの月額基本料金が3150円、以降100資産ごとに月額1050円が加算される。今後は、内部統制やコンプライアンス対応、管理レポーティング機能なども、オプションとして順次追加する予定。
中央システムは、中小企業に向けて販売を進め、初年度100契約を目指すとしている。
2011/7/6 14:38