NRIセキュアのDLPサービス、デジタルアーツの「i-FILTER」と連携


 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)は13日、「DLP(情報漏えい防止)管理サービス」の機能強化のため、デジタルアーツ株式会社のWebフィルタリングソフト「i-FILTER」と連携したと発表した。

 NRIセキュアのDLP管理サービスは、ネットワーク監視、データディスカバリ、エンドポイント監視といったDLPに求められる機能を独自にサービス化し、導入設計から構築、機器の設定、各種チューニング、運用までをワンストップで支援するもの。

 社員によるインターネットの通信内容をリアルタイムで監視することで、アクセス先のWebサイトへの機密情報の送信や書き込みを検知・遮断できる。「掲示板サイト」や「オンラインストレージサイト」など情報資産が流出してしまう危険があるWebサイトにも関わらず、業務上利用が必要なWebサイトに対して有効という。

 一方のi-FILTERは、業務上利用しないWebサイトへの接続を禁止できるパッケージ製品。両社をICAP通信を用いて連携させることで、業務上不適切なWebサイトへの接続を禁止しながら、利用が必要なWebサイトへの情報漏えいも防げるようになる。

 DLP管理サービスの最小構成価格は、初期費用が280万円(税別)、月額26万円(同)。加えて、利用者数に応じて毎月ライセンス費用が発生する。i-FILTERの価格は、10ライセンスで6万8000円(同)、30ライセンスで20万4000円(同)、100ライセンスで63万円(同)、1000ライセンスで152万8000円(同)など。連携させるにはこのほか、オプションの「i-FILTER AV Adapter」が必要。価格は個別見積もり。

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