デジタルアーツ、仮想サーバー上での運用に対応した「i-FILTER」新版


 デジタルアーツ株式会社は8月27日、企業向けWebフィルタリングソフトウェアの新版「i-FILTER Ver.7.5」を発表した。9月2日より提供を開始する。

 i-FILTERは、Web経由での情報発信を制御/管理するWebフィルタリングソフトウェア。新版では、ウイルス対策ソフトとの連携機能が搭載された。カスペルスキーのウイルス対策ソフト「Kaspersky Anti-Virus Proxy Server」とICAP通信経由で連携し、ウイルスなどに感染したWebサイトへの接続をブロックする。またスキャン結果は、i-FILTERのオプションとして提供されているレポーティングツール「i-FILTER Reporter」で集計することができる。

 加えて、VMwareとHyper-Vに正式対応し、仮想化環境上に導入できるようになった。

 価格は、30ユーザーで20万4000円(税別)から。すでにi-FILTERを利用中のユーザーは無償でバージョンアップできる。デジタルアーツでは今回の機能強化により、今後1年間で20億円の売り上げを目指している。




(石井 一志)

2009/8/28 15:20