日本マイクロソフト、IE9 日本語版を4月26日0時に公開
日本マイクロソフト株式会社は6日、最新Webブラウザ「Internet Explorer 9(IE9) 日本語版」を4月26日の0時に公開すると発表した。当初は3月15日に公開される予定だったが、東日本大震災の影響で公開が延期されていた。
IE9では、HTML5やCSS3など標準規格への対応が強化され、HTML5のvideo要素やaudio要素といった新機能に対応する。また、GPUによるレンダリングをサポートしたほか、新JavaScriptエンジン「Chakra」によって、JavaScript実効速度の大幅な高速化を実現した。
このほか、アドレスバーと検索ボックスの統合、キャッシュの改善、ユーザーが許可したサイトのみActiveXをオンにできるActiveXフィルタ機能の搭載など、多くの改良が行われている。
なお、ネットワーク回線への負荷軽減のため、公開時にはダウンロード提供のみを行い、ベータ版・製品候補版(RC版)ユーザー向けの自動更新については、段階的に後日実施する予定。日本語版以外のIE9については、当初の予定通り3月14日21時(米国時間)に提供が開始されている。