「Internet Explorer 9」正式版、日本時間3月15日午後1時公開


 米Microsoftは9日、Internet Explorer 9(IE9)正式版のダウンロード提供を、米国時間3月14日午後9時(日本時間3月15日午後1時)に開始すると発表した。対応OSはWindows 7/VistaおよびWindows Server 2008 R2/2008。

 IE9は、2010年3月にプラットフォームプレビュー版、2010年9月にベータ版、2011年2月に製品候補版(RC版)のリリースを経て、今回正式版の公開となった。Microsoftでは、米国時間3月14日にテキサス州オースティンで開催される「SXSW」で、IE9正式版を披露するイベントを行い、ダウンロード提供を開始する。

 IE9は、HTML5やCSS3などの標準規格への対応を強化するとともに、新たなJavaScriptエンジンの採用やレンダリングにGPUを利用することなどでパフォーマンスを向上。アドレスバーと検索ボックスの統合や、キャッシュの改善などのほか、プライバシー保護を目的とした追跡防止リスト機能や、ユーザーが許可したサイトのみActiveXをオンにできるActiveXフィルタ機能などの新機能を搭載する。

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