東京電力、計画停電のグループ分け細分化を発表
東京電力は、計画停電の運用について不満の声が多いのを受け、現在、第1グループから第5グループの5つのグループに区分しているが、現在のグループの中に5つのサブグループを設け、グループの細分化を行うと発表した。3月26日(土)より、細分化したグループを適用する見込み。
これまではグループの全地域を停電するケースと、グループの一部地域のみを停電するケースがあり、正確な停電対象地域が分かりにくい面があったのを改善するとしている。
電力需給が逼迫している場合はグループ単位で停電するが、今後春季には、電力の需給状態の一時的な改善が見込まれるため、グループの一部に停電地域を限定するケースが増えると予想される。
このため、グループの一部のみを停電した場合は、停電しなかったサブグループから順番に停電するなど、不公平が生じないような取り扱いをするとしている。
グループの下にサブグループ5つを設けて細分化する |
また、細分化したグループ分けを適用するのにともない、計画停電の見通しについて、アイコン化した予報マークによって、よりきめ細かく告知する方法を導入するなど、運用改善に向けて努めていくとしている。
予報マークの例 |