HDE、メールセキュリティを強化したサーバー管理ツール新版


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 株式会社HDEは19日、Linuxサーバー管理ツールの新版「HDE Controller 6.1」を発表した。28日より全国のパートナー・ソフト販売代理店経由で販売する。

 HDE Controllerは、Web・メール・DNS・ML・アカウント管理などをWebベースで行えるサーバー管理ツール。サービス・リソース・ログの監視、異常検知時のメール通知・スクリプト実行、OSアップデート機能なども備える。

 新版では、VMware ESX/ESXi 4.1、Red Hat Enterprise Linux 5.5 for Intel x86/Intel EM64Tへの対応のほか、メールデータの保存形式としてMaildir形式に対応した。さらにメールセキュリティを強化しており、SMTP(25)ポートにおけるSMTP over TLS、およびSubmission(587)ポートにおけるSSL暗号化通信の強制が可能となっている。

 Submission(587)ポートでは、スパムメール送信への対策としてSMTP-AUTHを利用しつつ、暗号化通信を強制することもでき、接続元の設定ミスで通信が暗号化されない状態を防げるとのこと。

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 ラインアップは、LDAP/samba/DHCP/WebDAVサーバーなどのイントラネットで使用する機能にも対応する「Professional Edition」、それに加えて同一の物理サーバー上で6台分のゲストOSが利用可能な「Virtual Edition」、自治体LANと総合行政ネットワーク(LGWAN)サービスとを結ぶゲートウェイサーバーの構築・管理を容易にする「LG Edition」の3種類。

 価格は、Professional Editionが11万5500円から、Virtual Editionが28万9800円から、LG Editionが15万2250円から。いずれも1年サポート付き。サポート期間内の既存ユーザーは、無償でバージョンアップが可能となる。サポート期限を過ぎているユーザーには、優待版を用意している。

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