ぷらっとホーム、手のひらサイズのProxyサーバーアプライアンス「Proxy BOX」
Proxy BOX |
ぷらっとホーム株式会社は13日、手のひらサイズの超小型アプライアンスサーバー「OpenBlocksアプライアンスシリーズ」において、Proxyサーバーを容易に構築できる「Proxy BOX」を発表した。同日より販売を開始する。
OpenBlocksアプライアンスシリーズは、超小型Linuxサーバー「OpenBlocks 600」をベースにした、単機能なアプライアンスサーバー製品群。ベース機のOpenBlocks 600と同様、HDDなどの可動部を持たないキャリアグレードの信頼性を持ち、安定したサービスの運用を行えるという。また、消費電力もわずかに8Wと押さえられており、省エネの観点からも優れているとのこと。
今回提供されるProxy BOXは、オープンソースProxyソフトウェアのデファクトスタンダードになっている「Squid」をもとに、専用設定インターフェイスを付加した「Proxy Plus」を搭載し、Proxyサーバーの柔軟な構築を可能にしている。なおProxy Plusについては、同日より、OpenBlocks 600上でも無償インストールが可能になっているとのこと。
Proxy BOXの価格は7万8000円。ぷらっとホームでは、ベースハードウェアの性能を考慮し、数十同時ユーザー程度の中小規模の環境を主な対象に、販売を進めていく考えだ。
また今回は、Syslogアプライアンスの「Syslog BOX」の価格を9万9000円に値下げしたほか、3種類のパッケージを9万9000円で提供する「年度末まとめて導入!キャンペーン」も実施されている。
同キャンペーンの対象は、DHCPサーバー「DHCP BOX」とDNSサーバー「DNS BOX」を1台ずつセットにしたパッケージ、DHCP BOX、あるいはDNS BOXを2台セットにした冗長化向けのパッケージで、いずれも2月末までの期間限定となっている。
【1/27 追記】
1月26日に、Proxy BOXの製品名を「OpenBlockSアプライアンスシリーズ Proxy用」へ、搭載ソフトウェアの製品名をProxy Plusから「OpenBlockSアプライアンスシリーズ 専用ソフトウェア Proxy」へ変更する旨、ぷらっとホームより発表がありました。同時に、DHCP BOXやDNS BOXなどの既存モデルについても、名称がそれぞれ変更されておりますので、付記いたします。(編集部)