ぷらっとホーム、DHCPやDNSの用途に絞った小型アプライアンス4モデル


OpneBlocksアプライアンスシリーズ

 ぷらっとホーム株式会社は19日、DHCPやDNSなどのネットワークコアサービスを手間なく構築できる小型アプライアンス「OpenBlocksアプライアンスシリーズ」4モデルを発売した。

 ラインアップは「DHCP BOX」「DNS BOX」「NTP BOX」「Syslog BOX」。ベースとなるハードウェアにネットワーク用サーバー「OpenBlocks 600」を採用する。キャリアグレードの信頼性を即座に導入できるのがメリット。

 どんなネットワークにも必要で、かつ落ちないことが求められるDHCP/DNSサーバー。特に管理に膨大な手間がかかる多拠点ネットワークにおいては、リソース消費を軽減する高信頼なキャリアグレード製品が求められる。しかし、統合アプライアンスでは多機能・オーバースペックで高額となり、安価なIAサーバーでは構築が面倒で信頼性も不十分となるケースがある。新製品は、このすき間を埋めるのをコンセプトに開発された。

 設定済みのOpenBlocksアプライアンスを各拠点に郵送すれば、エンジニアが不在でも、ケーブル接続だけで導入が完了する。製品自体は回転部品や開口部などの故障要因を排除しており、メンテナンスフリーの安定稼働を実現。導入の容易さを生かして、DHCP/DNSサーバーを各拠点に配置することで、ネットワークの障害切り分けを簡単に実現するとしている。

 8Wの低消費電力や手のひらサイズの省スペースも見逃せない特長だ。

 価格は、DHCP/DNS/NTP BOXが7万8000円、Syslog BOXが11万2000円。

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