LPI-Japan、「仮想化」「高可用性技術」をテーマとしたLPICレベル3の新試験を配信


 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)は、LPICレベル3の専門試験「LPICレベル3 304試験(Virtualization&High Availability)日本語版」(以下、304試験)の配信を1月15日より開始すると発表した。受験予約は1月8日より受付を開始する。

 LPICレベル3は、高信頼なエンタープライズシステムを構築できるLinux技術者を認定するための試験。2007年1月に最初のLPICレベル3として、認証システムの構築に関する「301試験」と、Linux/UNIX/Windowsなどの混在環境のシステム構築に関する「302試験」をリリースしたほか、2009年2月には、セキュリティ分野に関する「303試験」がリリースされている。

 今回、配信が開始される304試験は、クラウド基盤構築の中核技術である、「仮想化」と「高可用性技術」に関して、Linux/OSSの技術力と知識力を認定するもの。仮想化、ロードバランシング、クラスタ管理、クラスタストレージといった範囲から出題されるとのことで、合格者は、Linux/OSSによる仮想化と高可用性技術についての知識を持ち、クラウド基盤構築やデータセンター運用ができる専門家として認定されるという。

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