米MS、Small Business Server 2011 StandardとPremium Add-onがRTMに
米Microsoftは13日(米国時間)、中小規模ビジネス向けのサーバースイート「Windows Small Business Server(SBS) 2011 Standard」、そのアドオン「Windows Small Business Server 2011 Premium Add-on」(以下、Premium Add-on)がRTM(製造工程向けリリース)になったと発表した。法人向けボリュームライセンスでは、1月初旬から提供する。
SBSは、Windows Serverを中心に、SharePointやExchange Serverなどの機能を統合したサーバーソフトウェアのスイート製品。最新バージョンのSBS 2011では、従来のStandard Editionを継承するSBS 2011 Standard(開発コード名:SBS “7”、最大75ユーザー)を製品として用意し、従来Premium Editionとして提供されていたSQL Serverなどの部分は、アドオンであるPremium Add-onを追加することで利用できる。
製品は、ボリュームライセンスでの提供となり、従来提供されていたパッケージ版は、国内では発売されない見込み。このほか、体験版を1月中旬に提供する予定としている。
国内での価格はまだ発表されていないが、米国での参考価格は、SBS 2011 Standardが1096ドル、Premium Add-onが1604ドル。
なおSBS 2011には、Windows Home ServerをベースにしたSBS 2011 Essentials(開発コード名:Aurora、最大25ユーザー)もラインアップされているが、こちらはブランドこそ同じものの、機能などはまったく異なり、RTMは2011年第1四半期の予定となっている。