脆弱性管理ソフト「McAfee Vulnerability Manager」新版、Webアプリも監視対象に


Vulnerability Manager Version 7.0

 マカフィー株式会社は19日、脆弱性管理ソフトの新版「Vulnerability Manager Version 7.0」を発売した。

 Vulnerability Managerは、2004年にMcAfeeが買収した旧Foundstoneの製品で、ネットワーク上のサーバー・クライアント・ネットワーク機器・サーバー上の代表的なサーバーアプリケーションを検出し、脆弱性を管理するもの。監視対象機器にエージェントを入れる必要はなく、新たに検出した資産に重要度と担当者を設定して登録。そこから発見された脆弱性のリスクの度合いや、万が一、脅威がアウトブレークした場合の影響範囲などを教えてくれる。

 新版では、Webアプリケーションレイヤの脆弱性もスキャン可能となったほか、セキュリティ管理コンソール「ePO(ePolicy Orchestrator)」による統合管理を実現。また、エンドポイントとネットワークを防御する同社他製品、および90以上のパートナー製品と併用することで、企業のあらゆる環境に適合し、セキュリティ状況の可視化やコンプライアンスを可能となる。

 価格は、同ソフトを搭載したアプライアンスが157万5000円/台から。

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