BizCITYの「安否確認/一斉通報」SaaSが機能拡張、スマートフォン対応など


 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は30日、クラウドサービス「BizCITY」のSaaSアプリケーション「安否確認/一斉通報サービス」の機能拡張を発表した。

 安否確認/一斉通報サービスは、災害時に従業員や家族の安否確認や関係者への一斉連絡が可能なSaaSサービス。今回の機能拡張では、1)スマートフォン対応、2)設備確認機能、3)掲示板機能を搭載する。

 1)では、社員による安否情報の登録、集計状況の確認などがスマートフォンで可能となる。対応OSは、Windows Mobile 6.5、iPhone OS 3/iOS 4、Android 1.6/2.1。

 2)では、自社ビルなどの建物/設備の被災/復旧の状況管理を実現する。人だけでなくモノの被災状況を見える化するもので、被災状況を自由記述やファイル添付で詳細に報告し、あらかじめ設定した複数の設備担当者にメール・電話で一斉送信できる。設備担当者間で報告内容の共有、時系列での復旧状況確認も可能。

 3)では、災害・パンデミック発生時に最新情報を共有。こちらも時系列で継続的な情報を確認できるほか、平常時にグループ内の情報共有ツールとしても利用できる。

 価格は、初期登録費用が21万円/企業、月額利用料例が1000IDで4万8300円など。提供開始日は、1)が8月30日より、2)と3)が10月下旬を予定する。

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