デジタルアーツとネットワールド、HTTPトラフィックを保護する新製品


 デジタルアーツ株式会社と株式会社ネットワールドは18日、HTTPトラフィックの総合セキュリティソリューションの提供で協業すると発表した。デジタルアーツのWebフィルタソフト「i-FILTER」と、株式会社シマンテックのHTTPウイルス対策ソフト「Symantec AntiVirus for Caching」を連携した新製品を企画し、ネットワールドが同日より販売する。

 「昨今、業務アプリケーションのWeb化が進んでいる。これにより、HTTPトラフィックが増大する中、HTTP経由でのマルウェア感染、掲示板・ソーシャルメディアへの気軽な書き込み、Webメールやデータ交換サービスでの情報漏えいが多発している」(両社)。

 デジタルアーツのi-FILTERは、Web上の脅威となるサイトへのアクセスや、掲示板、ソーシャルメディア、Webメール経由の情報漏えいを未然に防ぎ、Webの私的利用を回避することが可能。今回は、さらにシマンテックとの技術協力により、Symantec AntiVirus for Cachingの機能を連携させた。

 連携により、HTTP/HTTPSのトラフィックをスキャンしてウイルスが発見された場合はアクセスを遮断できる。設定ファイルやアクセスログ、ウイルススキャン結果なども一元管理できるので、効率的にHTTPのセキュリティ対策を実施可能だ。

 ネットワールドは、i-FILTERとシマンテック製品の販売で豊富な実績を持つ。Webセキュリティのニーズが高まる中、単機能の組み合わせではなく、オールインワン・ワンストップのソリューションを提供して欲しいとのニーズを受け、今回の連携を実現。販売を同社が担当し、11月末まで新製品発売記念キャンペーンなども実施する。

 キャンペーン価格は、100ライセンスで70万8750円、500ライセンスで126万3375円。

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