salesforce.comのソーシャルクラウドアプリ「Chatter」、利用企業が1万社を突破-正式リリースから1週間で
Salesforce Chatter |
米salesforce.comは6月29日(米国)、正式リリースから1週間が経過したソーシャルコラボレーションアプリケーション「Salesforce Chatter」が、1万社以上の企業で利用されていると発表した。
Chatterは、リアルタイムなコミュニケーションを、Salesforce CRMなどのインターフェイス内で利用可能なクラウドアプリケーション。Facebookに似た個人のポータルページを持ち、プロファイル、ステータス更新、リアルタイムフィードといったソーシャル機能を搭載している。また、SAPやOracleなどの業務アプリケーションでのイベントを含め、プロジェクト、同僚、顧客、ケース、ドキュメント、アプリケーションなどのデータを自動ですることも可能になるので、ソーシャルネットワーク上の情報活用を推進できるとしていた。
この結果について、salesforce.comの会長兼CEO、マーク・ベニオフ氏は、「過去これほどの盛り上がりを見せた製品リリースはほかに記憶がなく、Chatterの普及のスピードは、まさに驚きのひと言だ」とコメント。
また、salesforce.comでは、「Chatterに対する業界の反応は、ソーシャル性、モバイル性、リアルタイム性のすべてを兼ね備えたCloud 2アプリケーションに対する圧倒的なニーズを物語っているといえる」と、この結果をアピールしている。