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AWS、中国で2番目となる「寧夏リージョン」を開設

 米Amazon Web Services(AWS)は14日、Ningxia Western Cloud Data Technology(NWCD)が運営する、「AWS中国(寧夏)リージョン」の一般公開を開始したと発表した。同リージョンは中国では北京に続く2番目、世界では17番目の拠点となる。

 中国(寧夏)リージョンでは、Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)、Amazon Simple Storage Service(S3)、Amazon Relational Database Service(RDS)などの各種サービスを提供。C4、D2、M4、T2、R4、I3、X1インスタンスのすべてのサイズをサポートする。

 AWSでは、中国の法律および規制を順守した状態で中国(寧夏)リージョンでサービスを運営・提供するため、NWCDと技術戦略の提携を組んでいる。また、NWCDは中国におけるAWSオペレーティングパートナーとして、AWS中国の北京リージョンを運営するSinnetと提携している。

 2つのAWS中国リージョンで提供しているクラウドサービスは、他のAWSリージョンで提供しているものと同様だが、AWS中国は他とは区別された状態でAWS中国のパートナーにより運営されているため、AWS中国リージョンを利用の顧客は、AWSとではなくSinnet、NWCDと取引約諾書を結ぶことになるとしている。