ICT基盤の“機能”を利用期間支払い型で――、ネットワンが新サービスを提供

　ネットワンシステムズ株式会社は3日、ICT基盤に必要な機能を利用期間支払い型でサービス提供する「NetOne “all in” Platform」を発表した。

　NetOne “all in” Platformは、ICT基盤を構築する場合に、機器を購入して所有するのではなく、必要な“機能”をサービスとして利用できるようにするもの。“機能”を構成する機器やサービスのみならず、支払い形式や契約期間までをカスタマイズできる点が特徴で、従来型のシステム提供やファイナンスサービスといった枠にとどまらず、必要な“機能”を創出した上で利用モデルに組み上げる、新しいサービスを実現するという。

　“機能”は、構成するマルチベンダーの機器やソフトウェア、セキュリティサービス、クラウドサービスに加え、設計から構築、保守・運用までのサービスを自由に組み合わせ可能。支払い形式も柔軟に選択でき、月次・年次の支払いや不均等支払いにも対応する。また契約期間も、必要な機能のライフサイクルに応じた期間を選択できるとした。

　これにより、必要な機能を、必要な時期を逃さず、初期投資ゼロで利用可能なほか、ICT基盤が固定資産にならないといったメリットも提供できるとのこと。