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インテージ、マーケティング支援データをウイングアーク1stの「MotionBoard」と接続
2017年10月3日 13:54
株式会社インテージは、インテージが保有する各種マーケティング支援データとの連携が可能になる「INTAGE connect」を経由して、ウイングアーク1st株式会社が提供するBIダッシュボード「MotionBoard」「MotionBoard Cloud」(以下、MotionBoard)とのデータ接続を開始した。
連携により、インテージが保有するデータとMotionBoard側で取得する社内外の多様なデータを統合し、ダッシュボード化できる。これにより、マーケティングに関わるデータの収集から可視化、分析、最適化までを行えるようになる。インテージデータ用のダッシュボードをウイングアーク1stと共同で開発し、マーケター向けに提供。また、MotionBoardのデータは他の部門のユーザーにも共有することが可能で、マーケティング支援データを組織全体で活用できる。
INTAGE connectでは、インテージが保有する「i-SSP(インテージシングルソースパネル)」と「Media Gauge TV」のデータを連携することが可能になる。i-SSP、Media Gauge TVそれぞれの契約企業のみ提供が可能で、契約内容に応じて提供内容は異なる。また、Media Gauge TVの提供開始は2017年11月を予定する。
i-SSPは、インテージの主力サービスであるSCI(全国消費者パネル調査)を基盤に、同一対象者からPC・スマートフォンからのウェブサイト閲覧やテレビ視聴情報に関するデータを収集するもの。PC・スマートフォン・テレビそれぞれの利用傾向や接触率に加え、同一対象者から収集している購買データと合わせた分析を行える。
Media Gauge TVは、複数のテレビメーカーから収集した、ネットに結線されたスマートテレビと録画機の視聴ログをクレンジングし、統一フォーマットで標準化・構造化した視聴データ。都道府県別のほか、一部エリアでは市区町村別でもデータを見ることができる。
これらのインテージのデータに加え、売上から広告、クチコミデータなどをMotionBoard上で統合することで、リアルタイムにマーケティングの実態や投資対効果を把握し、次のアクションにつながる的確な意思決定の迅速化を可能にするとしている。