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ヤマハ、無線WANモジュール内蔵ルータ「NVR700W」の対応キャリアが増加

ドコモに加えてソフトバンク、KDDIをサポート

NVR700W

 ヤマハ株式会社は、VoIP機能を備えた中小規模ネットワーク・SOHO向けルータ「NVR700W」の新ファームウェアを9月25日より提供開始した。国内LTEでの対応周波数帯が増えたことにより、主要3キャリアすべてに対応しているという。

 NVR700Wは、無線WANモジュールを内蔵し、ダイレクトに無線WAN環境(LTE/3G)への接続が可能なルータ製品。無線WAN接続は従来、NTTドコモ網にのみ対応していたが、今回のファームウェアアップデートにより、ソフトバンクおよびKDDIのLTE/3G網でも利用できるようになった。また、各キャリアの通信網を利用するMVNOにも対応しているので、利用シーンに合わせた契約SIMが利用可能とのこと。

 対応ファームウェアリビジョンはRev.15.00.10。LTEでは、2.1GHz(1)、1.8GHz(3)、800MHz(19)、1.5GHz(21)をサポートしており、今回新たに8(900MHz)、11(1,500MHz)、18(800MHz)に対応した。

 3Gでは、対応済みの2.1GHz(1)、800MHz(6)、800MHz(19)に、今回900MHz(8)、1.7GHz(9)、1.5GHz(11)が加わった形だ。

 なお、LTEのマルチキャリア接続に対応するためには、ヤマハホームページより最新ファームウェアをダウンロードして適用した後、内蔵無線WANモジュールのファームウェアを更新する必要がある。内蔵無線WANモジュールのファームウェア更新作業は、Web GUIからでも実行可能だ。

ファームウェアの更新画面