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アシストとイーセクターがRPA分野で協業、手作業に加えて判断の自動化を目指す

 株式会社アシストと株式会社イーセクターは26日、アシストが取り扱う米Progress Softwareの推論型ルールエンジン「Progress Corticon」と、イーセクターが販売する開発型ソフトウェアロボット「ROBOWARE(ロボウェア)」を組み合わせ、RPA(Robotic Process Automation)分野で協業すると発表した。

 今回の提携の基軸となる両製品のうち、ROBOWAREはPCでの操作をソフトウェアロボット化させるフレームワークソフトで、各企業や組織に特有の独自業務処理を、その環境に合わせて自動化できる。

 一方のProgress Corticonでは、データベース化された情報(ビジネスルール)に基づき、人間がある基準に従って行う意思決定までを自動化可能とした。

 連携にあたっては、ROBOWAREによって手作業をソフトウェアロボット化して自動処理させるとともに、データベース化された情報を人が基準に基づいて判断するのと同様に、Progress Corticonのルールエンジン(推論型AI)に判断させることで、業務の属人化を生み出す「判断の属人化」の解決を目指すとしている。