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NTTテクノクロス、企業の備蓄品管理と寄付活動を支援するクラウドサービス

 NTTテクノクロス株式会社は、企業の災害備蓄品(以下、備蓄品)管理を支援するクラウドサービス「備蓄品安心サポート そなえるんCSR+」を、9月21日から提供する。

 このサービスは、企業の備蓄品管理と、CSR活動(寄付)を一体的にサポートするサービス。備蓄品管理を効率化かつ適切化しながら、賞味期限が近い備蓄品の情報を、生活困窮世帯などへの支援を行っている寄付先団体へ提供できるようになるため、スムーズな寄付活動が行えるという。

 具体的には、ユーザー企業は、備蓄品が「どこに」「どのくらい」あり、「賞味期限がいつまでなのか」といった情報の管理機能を、クラウドサービスとして提供する。賞味期限が近くなった備蓄品の情報は、管理者へメール通知で注意喚起するとともに、寄付先団体へ公開され、備蓄品を必要とする団体から直接寄付依頼を受けることが可能。こうした、団体側のニーズに合わせた寄付が可能になる仕組みにより、食品ロスの削減を実現するとのこと。

 加えて、備蓄品の販売会社が見積時に必要とする情報がわかる見積もり依頼文書例を、テンプレートとして用意しており、企業は販売会社への見積もり依頼を簡単に行える。複数の販社への見積もり依頼にも対応するほか、自治体が推奨する備蓄品情報をサービス上から確認でき、企業の立地と従業員規模から最適な量の備蓄品を購入可能とした。

 なお、サービスは無償で利用できるが、クラウドサービス提供、オンラインマニュアル提供以外の要望は有償となる場合があるとしている。