日立とClouderaが連携、「日立OSSサポートサービス for Cloudera Enterprise」を提供

　株式会社日立製作所（以下、日立）は13日、米Clouderaとオープンソースソフトウェア（OSS）のサポート強化に向けて連携すると発表した。日立ではこれに伴い、「日立OSSサポートサービス for Cloudera Enterprise」を、9月14日より国内向けに提供開始する。

　日立とClouderaは今回、Clouderaが提供しているHadoopの商用ディストリビューション「Cloudera Enterprise」に関し、構築ノウハウや技術情報を両社間で共有する、国内初の連携体制を確立。この連携のもとで、社会インフラや金融分野などミッションクリティカルなシステムを持つ国内の企業などに対して、日立が「日立OSSサポートサービス for Cloudera Enterprise」を提供する。

　サポートの提供対象は、日本国内に本社を置く企業の国内外拠点、および国外に本社を置く企業の日本拠点。こうした企業に対して、開発から運用までのトータルな支援を提供し、迅速なシステム導入と安定稼働を実現するとした。

　なお今後、両社は日立のIoTプラットフォーム「Lumada」におけるClouderaのOSS製品の活用を通じて、社会や企業のさまざまな課題を解決するデジタルソリューションの創出を推進するとしている。