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フリーランス協会がkintoneを導入、新たな活用可能性を実証実験

 非営利のフリーランス支援組織「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」(以下、フリーランス協会)は29日、サイボウズ株式会社の業務アプリクラウド「kintone」を、事務局運営の基幹システムとして導入すると発表した。会員情報管理や賛助企業との連携などで利用するという。なお、システム開発はラフノート株式会社が担当する。

 今回の導入では、自社で設備を設置しないクラウドサービスで提供しているkintoneを利用。従来の組織の枠を超えたプロジェクトチームにおいて、kintoneの新たな活用可能性を実証実験するという。

 具体的には、特定組織に属さず活動するフリーランスに対して、賠償責任補償、所得補償、福利厚生、事業支援ツールなどを迅速に提供するために、フリーランス協会事務局と損害保険会社、福利厚生サービス会社、会計サービス会社、金融機関などがkintoneを通じて協働するとのこと。

 なお今回はサイボウズとも協働しており、kintoneのライセンスは、同協会に対して2018年5月末まで無償で提供される。