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カスペルスキーとNTTデータがパートナー契約、企業へサイバーセキュリティ対策の高度化を提案

 株式会社カスペルスキーは22日、株式会社NTTデータとセキュリティインテリジェンスサービスパートナー契約を締結したと発表した。締結は7月14日付け。

 カスペルスキーでは、同社の本社であるKaspersky Labがこれまで蓄積してきた最新の脅威インテリジェンス、ノウハウ、スキルを活用し、企業のサイバーセキュリティを高めるサービス群「カスペルスキー セキュリティインテリジェンスサービス」として、攻撃の検知・対処、セキュリティ教育などを2016年より提供している。

 今回NTTデータと締結したセキュリティインテリジェンスサービスパートナーは、このサービス群を軸に、パートナー企業が持つソリューションと組み合わせ、コンサルティングやソリューション提案、インシデント対応などを行うパートナープログラム。

 NTTデータは、このプログラムのもとでカスペルスキーと協業し、金融機関、テレコム企業、重要インフラ企業や行政機関など、サイバー攻撃の標的となり得る企業・組織に対し、サイバーセキュリティ対策の高度化を提案するという。

 両社ではまた、NTTデータが提供するコンサルティングサービスからシステム構築、運用、アウトソーシングまでの総合的なITサービスと、Kaspersky Labの高度なインテリジェンスサービスを組み合わせ、企業や組織のサイバーセキュリティ強化の実現を目指すとのこと。