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会議室の予約キャンセル忘れを検知して有効活用――、SCSKの会議室利用状況モニターシステム「LeadSession」
2017年8月3日 13:06
SCSK株式会社は、会議室の利用状況をモニターできるWebシステム「LeadSession(リードセッション)」を、8月14日より提供すると発表した
LeadSessionは、IoTを活用して会議室の利用状況を確認するシステム。会議室予約のキャンセル忘れにより、実際は会議室が空いているにもかかわらず、利用したい人が利用できないといった、予約システムでの予約状況と利用実態のかい離を解決するために開発したという。
各会議室に設置した人感センサーとドア開閉センサーの情報をもとに、会議室の利用実態をPCやスマートフォンからリアルタイムで把握可能。人感センサーは会議室内に複数設置され、室内のどこにいてもセンサーが感知できるようにする。なお、利用されていない会議室を提示するだけでなく、会議室の長時間利用を把握することもできる。
また、管理者は会議室の利用状況の傾向分析を実施することで、増設や撤去など、運用改善の検討指標として活用可能とした。今後は、会議室の予約システムとの連携など、機能の拡充も予定している。