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富士ゼロックス、Sansanと連携して複合機から名刺データの取り込みを効率化するソリューションを提供

 富士ゼロックス株式会社は31日、Sansan株式会社の法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」と複合機を連携させるソリューション「Cloud Service Hub for Sansan」の提供を開始した。

 Cloud Service Hub for Sansanは、複数の名刺を富士ゼロックスの複合機の原稿読み取りガラスに並べ、一括でスキャンすることが可能。富士ゼロックスのコンテンツハンドリング技術により、読み込まれた複数の名刺は個別に認識・自動分割され、複合機・プリンターと各種クラウドをつなげるサービス「Cloud Service Hub」を通じて、Sansanのデータベースに一括転送できる。

 標準価格(税別)は、10ユーザーを1契約単位として、契約数1~50の場合で1契約あたり月額2000円、契約数51~100の場合で1契約あたり月額1600円、契約数101~1000の場合で1契約あたり月額1200円など。

 富士ゼロックスでは、企業において名刺管理の価値と方法が見直されており、名刺をデータベース化して組織を横断して共有・活用を進めることで、営業や顧客管理における業務プロセスの改善・効率化が期待されているが、一方で名刺管理業務では全従業員が保有する一枚一枚の名刺をスキャンする手間がかかり、煩雑な作業が伴うと説明。Cloud Service Hub for Sansanにより、名刺のデータベース化に関わる煩雑な日常業務を、自動化による業務プロセスの改善で作業の省力化を実現するとしている。