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ネットワールド、出荷前検証を行う「プリ・インテグレーションセンター」を増床リニューアル

 株式会社ネットワールドは28日、導入する機器を出荷前に検証・構築できる施設「プリ・インテグレーションセンター(PIC)」を、現在の約3倍の約357平方メートルに増床して設備を増強し、8月1日に新装オープンしてサービス開始すると発表した。

 PICは、導入する機器を持ち込んで構築・検証作業を行うことができ、納品現場であるユーザーサイトでの作業をスムーズかつ最小限の時間に抑えられる。また、納品時とほぼ同じ状態に構築した上で動作検証できるため、論理検証では発見されなかったエラーや初期不良の検出にも有効だとしている。

 リニューアルでは、検証・構築作業スペースを増床するとともに、フルラックおよび電源設備を増設。サーバー、ストレージ、ネットワーク製品をプリコンバージドする「コンバージド・インフラ・ビルドセンター」として運用し、顧客の要望に応じたコンバージドシステムを提供する。

 厚生労働省が掲げる「働き方改革」を促進するVDIソリューション、コラボレーションツール、および最新のデバイス機器などを常備した「働き方改革ブリーフィングセンター」も新設し、約2時間の体験ツアーを提供。また、IBMの「Minsky」によるディープラーニング環境を常設し、最新ソリューションの開発・提案を支援する。Minskyは、ネットワールドが国内の第1号導入になるという。