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KDDIのAR活用遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx」、Vuzixのスマートグラス「M300」に対応

 株式会社KDDI総合研究所は24日、ARを活用した遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx」において、Vuzix製のスマートグラス「M300」に対応する遠隔作業支援用のソフトウェアを開発したと発表した。

 VistaFinder Mxは、スマートフォンやタブレット端末、モバイルPC、スマートグラスなどで撮影した現場の映像を、ネットワーク回線を使って、安全かつ高品質に生中継できる遠隔作業支援システム。

 独自の高画質動画転送技術を活用して、途切れにくく安定した品質でライブ映像・音声による作業指示や確認、現場映像の記録を行えるほか、AR技術を活用し、作業指示者側の端末に対して記載した手書きの指示を、作業現場側の画面上へリアルタイムに表示可能なため、直感的に指示を行え、作業効率化やミスの軽減を実現するとした。

 一方、スマートグラスのM300は、防滴・防塵、バッテリのホットスワップに対応した新端末で、旧モデルの「M100」から、人間工学に基づき見やすさ、かけ心地などを改善している。今回は、VistaFinder Mxのオプション機能によりM300が利用可能になった。

 なお、このオプション機能は8月1日より提供開始される。価格は要問い合わせ。

M300