ラック、アカマイのクラウドセキュリティ「Kona Site Defender」の運用管理サービスを提供

　株式会社ラックは19日、アカマイ・テクノロジーズ合同会社（以下、アカマイ）との戦略的パートナー契約に基づき、アカマイのクラウドセキュリティソリューション「Kona Site Defender（KSD）」に対応する、マネージドセキュリティサービスを10月1日から提供すると発表した。

　KSDは、アカマイのコンテンツ配信ネットワーク基盤を活用したDDoS攻撃の緩和機能や、ウェブアプリケーションファイアウォール（WAF）機能を提供するクラウドソリューション。

　「MSS（Managed Security Service) for Akamai KSD」は、ラックのセキュリティ監視センター「JSOC」のアナリストが24時間365日、サイバー攻撃のセキュリティ監視と緊急対応、KSDに対応したセキュリティポリシー運用など、KSDの運用に必要なすべての機能を提供。顧客の公開ウェブサーバーへのウェブアプリケーション攻撃およびDDoSに関する、セキュリティインシデント対応をサポートする。

　変化するサイバー攻撃に対応した最新のWAFのルールを適応し、JSOC独自シグネチャ（JSIG）の提供や、監視ログの自動保存と月次レポートも提供。アカマイのKSDに、日本のセキュリティ監視サービス事業者がマネージドセキュリティサービスを提供することは、国内で初めての取り組みになるという。

　また、「POS（Policy Optimization Service）for Akamai KSD」として、MSS for Akamai KSDからセキュリティ監視と応急対応を除き、セキュリティポリシーの運用に特化したサービスも提供する。