ニュース

ベリタス、コンテナ向けのSDSソリューション「Veritas HyperScale for Containers」を提供開始

 ベリタステクノロジーズ合同会社は14日、コンテナ向けの新たなSDSソリューション「Veritas HyperScale for Containers」の提供を開始した。

 ベリタスでは、DevOpsへの移行を進めている企業にとって、コンテナは欠かせないテクノロジーとなりつつあるが、アプリケーションインフラにコンテナの活用を考えている企業にとっては、堅牢なストレージが最大の課題となっていると説明。HyperScale for Containersにより、企業はアプリケーションをコンテナにパッケージ化して使用する際、永続的ストレージの確保やパフォーマンスの低下など従来から悩まされていた問題から解放されるとしている。

 HyperScale for Containersでは、デュアルプレーンアーキテクチャの「HyperScaleアーキテクチャ」を採用。ストレージ管理をコンピュートプレーンとデータプレーンに分散させて行うことにより、I/Oパフォーマンスとストレージ利用率を向上させる。バックアップやレプリケーションなどのストレージ管理タスクは、コンピュートプレーンで実行されるアプリケーションから切り離されてデータプレーンで実行されるため、アプリケーションへの影響を気にすることなく実行できる。

 これにより、バックアップとディザスタリカバリの統合を強化するとともに、アプリケーション開発者に対するセキュリティと拡張性を高め、アプリケーションの運用に影響することなく、データの保護と可用性の向上を実現できるとしている。

 ベリタスでは、新しいオープンソースソフトウェアソリューションであるHyperScale for ContainersがSDSラインナップに加わったことで、顧客はミッションクリティカルなアプリケーション、非構造化データ、OpenStack、およびコンテナの4つのシーンすべてにおいて、エンタープライズクラスのサービスレベルを実現するSDSソリューションを使用できるようになったとしている。