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NTTデータとパソナ、財務経理部門の業務効率化を支援する「WinActor財務経理ソリューション」
2017年7月7日 16:35
株式会社NTTデータとNTTデータマネジメントサービス株式会社(NDMS)は7日、株式会社パソナと協業し、財務経理部門の業務効率化や働き方改革を支援する「WinActor財務経理ソリューション」を7月11日から提供開始すると発表した。
現在、RPA(Robotic Process Automation)ソリューションを活用した業務の効率化・自動化が進められるようになってきたが、RPAソリューションを活用する上では、業務分析、業務フローの再構築、RPAシナリオ作成、運用といった作業を行う必要がある。しかし、こうした作業を担える人材の不足から、業務効率化・自動化活動を継続できず、一過性のもので終わってしまうのでは、と懸念する声も聞かれるようになったとのこと。
今回提供する「WinActor財務経理ソリューション」は、財務経理業務において、ユーザー部門向けRPAツール「WinActor」を利用し、シナリオ作成が可能な人材の育成、および派遣を行うもの。
今回の協業で扱うRPAツールには、導入後もユーザー部門が継続的に業務効率化・自動化活動を行えることを重視し、完全日本語対応かつGUI完備でシナリオ作成の容易なWinActorを選定。またルーティンワークが多く、かつ繁閑差も大きいために自動化ニーズが特に大きいとされることから、最初の対象として財務経理業務が選択された。このソリューションを利用することで、財務経理部門での精算処理や決裁審査といった業務において、負荷軽減に貢献するという。
なおNTTデータとNDMSは、WinActorの研修教材作成や、修了基準策定、講師育成などを実施。パソナは、「RPAエキスパート育成講座 -WinActor-」による財務経理分野の登録社員育成と企業などへの派遣を担当する。