インサイトテクノロジーのDBセキュリティツールとレプリケーションツール、EDB Postgresに対応

　株式会社インサイトテクノロジーは6日、データベース向けのセキュリティツール「PISO」とレプリケーションツール「Attunity Replicate」を、EnterpriseDBの「EDB Postgres」に対応させたと発表した。

　PISOは、Oracle、SQL ServerやMySQL、PostgreSQLなどさまざまなデータベースに対応したデータベース監査ツール。ユーザーのデータベース監査基準に沿ったログを記録し、あらゆる監査報告書に対応できるレポーティングを作成するという。また、データベースへのアクセスや操作をリアルタイムに監視し、監視ルールに違反したアクセスや不信な操作を検出するリアルタイムモニタリング機能も搭載しており、情報漏えいの抑止効果が期待できるとした。

　一方のAttunity Replicateは、異種データベース、データウェアハウス（DWH）、Hadoopなど異なるソース/ターゲット間において、リアルタイムでのデータレプリケーションを可能にするソフトウェア。データベース上でプロセスを実行しないエージェントレスアーキテクチャにより、サーバーリソースに影響を与えず、短時間での移行／同期を実現する。なお、製品は米Attunityが開発し、国内代理店としてインサイトテクノロジーが販売している。

　今回、この両製品がPostgreSQLベースのエンタープライズ向けデータベースであるEDB Postgresに対応した。近年では、プロプライエタリデータベースのライセンス体系の複雑化や保守費用の増大化など、コストがユーザー企業にとって大きな負担となっていることから、対応製品の拡充により、需要が拡大しているオープンソースデータベースへのニーズに応えるとしている。