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IIJ、クラウド型DBサービスに移行/データレプリケーションの新メニュー

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は21日、クラウド上でデータベースの構築から運用保守までをトータルで提供する「IIJ GIOアドバンストDBソリューション」の機能を強化し、データベース移行および高速なデータレプリケーション(複製)を実現する新たなメニューの提供を開始した。

 メニューは、米Attunityが開発し、国内代理店として株式会社インサイトテクノロジーが販売するデータベース複製ソフトウェア「Attunity Replicate」をソリューションに組み込み、月額サービスとして提供するもの。データベースの移行や複製にかかる設計、検証から構築、運用までをトータルに支援する。

 Attunity Replicateを利用することで、従来のデータ移行時と比較してダウンタイムを約80%削減可能。システムの更新時やオンプレミスからクラウドへのシステム移行など、データベースの移行が必要になる場合でも、サービスや業務停止を最小限に抑えられる。データレプリケーションと同期の高速化により、常に最新のデータを分析などに活用でき、DR用途ではリアルタイムのデータバックアップが可能になるなど、システムの可用性を向上できる。

 クラウド環境とオンプレミス環境間、異種データベース間での移行、レプリケーションに対応。用途に応じて最適なデータベースを選択でき、ライセンス費用の削減や柔軟なシステム構成が可能になる。

 データベース移行にあたって、システムの構成変更やソフトウェアのインストールなどは不要なため、既存システムへ負荷をかけずに導入することが可能。ブラウザーベースのコントロールパネルや運用ツールにより、データ同期やレプリケーションの状況を容易に把握でき、運用のオペレーションも直感的操作で行える。

 価格は、構築支援範囲やデータベース容量などに応じた個別見積もり。