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インフォテリアのIoT対応モバイルアプリ開発基盤「Platio」、ソラコムの「SORACOM Funnel」と連携対応

 インフォテリア株式会社は5日、IoT対応モバイルアプリ開発基盤「Platio」が、株式会社ソラコムのクラウドリソースアダプター「SORACOM Funnel」に対応したと発表した。

 SORACOM Funnelは、デバイスからのデータを特定のクラウドサービスに直接転送するクラウドリソースアダプター。サポートされるクラウドサービスと、そのサービスの接続先のリソースを指定するだけで、データを指定のリソースに送信できる。

 Platioは、現場業務の生産性を向上させるiPhone/iPadアプリを、ノンプログラミングで開発できるクラウドサービス。今回、PlatioがSORACOM Funnelとして連携したことで、ユーザーはシンプルな設定だけで、IoTデバイスが取得したデータをPlatioのクラウドサーバーに送信でき、Platioのモバイルアプリから活用できるようになる。

両者の協業によるサービス提供イメージ

 従来はアプリ開発とデータ連携開発が必要であったSORACOM経由のIoTデータのモバイル活用が、PlatioとSORACOMを使うことで、すべてノンプログラミングで実現することになり、導入時の障壁を低下させるだけでなく、導入後の改善や修正も迅速かつ低コストで実現できるとしている。

 インフォテリアでは、今回のソラコムとのパートナーシップを皮切りに、Platioをはじめとするソフトウェア製品と、ソラコムの各種サービスを活用した設備や機器のリモートモニタリングや車両動態把握などのIoT分野での利用拡大を目指すと説明。さらに他の製品においても、ソラコムとの連携を強化していくとしている。