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8万円台の10GBASE-Tスイッチ、2.5/5GBASE-Tにも対応したアイ・オーの「BSH-10G08」

 株式会社アイ・オー・データ機器(アイ・オー)は28日、10GBASE-T×8ポートのレイヤ2スイッチ「BSH-10G08」を発表した。7月下旬の販売開始を予定しており、価格は8万円(税別)。

 BSH-10G08は、10GBASE-T対応のノンインテリジェント型レイヤ2スイッチ。各ポートは10GBASE-Tだけでなく、2.5/5GBASE-Tや1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tといったさまざまな通信速度に対応しており、幅広い環境で利用できる。

 中でも、2.5/5GBASE-Tに対応している点が特徴で、すでに敷設されているCat5e/6のケーブルを利用し、最大2.5Gbps/5Gbps(いずれも規格値)の通信を行えるため、ケーブルの再敷設をせずに、機器側の交換のみで高速通信を行えるという。

 また、ループ検知機能のほか、ファームウェア自動アップデート機能などを搭載。Webブラウザ上から各ポートの帯域制御やQoSの設定なども行える。なお、VLANには対応しない。

BSH-10G08

 なお6月28日には、10GBASE-Tや2.5/5GBASE-Tなどに対応したNIC「ET10G-PCIE」も発表された。PCI Express Gen2 x4搭載したWindows PCで利用できる。価格は3万1000円(税別)で、7月下旬の出荷開始を予定する。

 対応OSはWindows 10/8.1/8/7と、Windows Server 2016/Server 2012 R2/Server 2012/Server 2008 R2。