エス・アンド・アイ、クラウド型FMC対応PBXソリューション「uniConnect Cloud」を提供開始

　エス・アンド・アイ株式会社は8日、FMC（Fixed Mobile Convergence）対応のPBXソリューション「uniConnect」を、クラウドサービスとして提供する「uniConnect Cloud」を開始した。

　uniConnectは、「会社の固定電話をスマートフォンで持ち歩く」をコンセプトに、2009年秋から提供を開始。携帯通話回線を利用した発着信の仕組みによる安定した音声品質に加え、固定電話では当たり前の「保留・転送」「代表着信」などの機能をスマートフォンからも利用できる。

　uniConnect Cloudでは、uniConnectが提供する、VoIP通話機能を除くすべての電話機能が利用可能。紛失した際のセルフリモートワイプ機能や、電話会議機能、指定時間や呼び出し時間に応じて留守電や、指定電話番号への転送が可能な転送先設定機能などの機能が利用できる。

　さらに、株式会社プロディライトのクラウド型IP電話サービス「IP-Line」との連携により、各拠点にゲートウェイを設置せずに固定電話を利用できるほか、全国主要都市外局番の利用が可能になる。

　1ユーザーあたりの利用料（税別）は、25～50ユーザーの場合で月額900円、51～200ユーザーの場合で月額800円、201～250ユーザーの場合で月額700円など。初期コストがネックとなりがちな小規模なオフィスなどでも、手軽にFMC対応PBXサービスを利用できる。最低契約期間は1年間。