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日本ユニシス、企業のビッグデータ活用をトータルに支援するサービス

 日本ユニシス株式会社は6日、企業のビッグデータ活用を促進するため、「ビッグデータ活用支援サービス」を販売開始すると発表した。

 このサービスは、日本ユニシスがこれまでビッグデータ基盤構築やAI関連技術適用で培った知財や経験を体系化し、サービスとして提供するもの。ビッグデータ活用のための取り組みを「現状調査・構想」「評価・トライアル」「構築・アウトソース」「運用・定着」の4段階に分け、顧客企業の取り組み段階に応じて利用できるようにした。

 例えば「現状調査・構想」段階では、課題解決のためのデータ分析/AI技術適用検討を支援するデータ分析アセスメントや、ビッグデータ活用をシステム的な側面から検討したい顧客に対して、適切なIT基盤の立案を支援する基盤構築アセスメントを提供。

 「評価・トライアル」では、データ分析のトライアル支援や、顧客の実データを用いて、大量データ処理に必要なデータ処理基盤製品の性能検証を実施するPoC(概念実証)支援といったメニューを用意する。

 また、顧客ごとにカスタマイズしたサービス提供に加えて、支援内容を定型化・標準化した定額サービスも一部メニューで利用可能とのこと。

 日本ユニシスでは、今後3年間で14億円の売り上げを目指すとしている。