さくらインターネットの石狩データセンター、内部統制の有効性に関する「SOC2保証報告書」を受領

　さくらインターネット株式会社は31日、同社石狩データセンターのデータセンターサービスにおいて、内部統制の有効性に関する「SOC2 Type1 保証報告書」を、5月24日付けで受領したと発表した。

　「SOC2（Service Organization Controls 2）保証報告書」は、米国公認会計士協会（AICPA）が定めるTrustサービスの原則および規準に基づき、財務報告目的以外の受託サービスに関わる内部統制を評価した独立監査人による保証報告書。

　さくらインターネットの石狩データセンター（1号棟、2号棟、3号棟）では、Trustサービスの原則および規準のうち、「セキュリティ」を対象とした「SOC2 Type1保証報告書」を受領。報告書には、当該セキュリティに対する取り組み状況が記載されており、サービスを利用中の顧客および利用を検討中の顧客に開示することが可能。

　さくらインターネットでは、これまでも総合的な情報セキュリティマネジメントシステムである「ISMS」の全社適用や、クレジットカード情報を安全に取り扱うことを目的に策定されたセキュリティ基準「PCI DSS」への準拠など、セキュリティの維持、向上に努めてきており、今後も顧客がより安心して利用できるインターネットインフラサービスの提供に尽力するとしている。