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宝情報、SMBや士業に向けチェック・ポイント製品の運用支援サービスを提供
2017年5月12日 13:46
株式会社宝情報は、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(以下、チェック・ポイント)の製品・サービスを利用する中小企業(SMB)を支援するため、ネットワーク(ゲートウェイ)向けの「Check Point UTMサポートサービス」と、端末(エンドポイント)向けの「Check Point SandBlast Agentサービス」を、6月1日より提供開始すると発表した。
新サービスのうち「Check Point UTMサポートサービス」は、UTMアプライアンス「Check Point UTM700シリーズ」の運用を代行するサービス。宝情報のサポートセンターが遠隔からリアルタイムでネットワークを診断するほか、障害切り分けが難しい場合は、サポートセンターが代替機を手配して故障診断し、新しい機器を発送、または検証済みの機器を返送する「先出しセンドバック」対応を行う。
また、セキュリティ脅威が発生した場合には、アラートメールを配信するオプションも用意した。
一方の「Check Point SandBlast Agentサービス」は、サンドボックス製品であるCheck Point SandBlast Agentを利用し、PC端末のセキュリティ運用を支援するサービス。企業が利用するクライアントPCにSandBlast Agentソフトウェアを入れ、クラウド上のセキュリティ脅威情報基盤「ThreatCloud」を用いてセキュリティを確保するとした。
具体的には、ThreatCloudが、PCに書き込まれたファイルをCPUのインストラクションコードレベルでチェックすることにより、回避型マルウェアを検知するサンドボックス機能や、過去に脅威となったサーバーをThreatCloudがリスト化して定期的に配信し、端末がアクセスを試みた際に通信を自動的に遮断するアンチボット機能、サンドボックス機能の検査前に感染し暗号化された感染ファイルを、暗号化前に自動作成したコピーファイルと差し替える(ロールバック)するランサムウェア対策(ロールバック)機能などを利用できる。
管理サーバーの運用形態は、ユーザー数100名以下を目安とするクラウド版、100名以上の場合のオンプレミス版を選択可能だ。
宝情報では、SMBのほか、弁護士・弁理士・司法書士・行政書士などの士業を主な想定対象として展開する考えで、初年度2000契約を目標としている。