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キヤノンITS、標的型攻撃対策を強化したWebフィルタソフト「GUARDIANWALL WebFilter」

 キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は、情報漏えい対策ソリューション「GUARDIANWALL(ガーディアンウォール)シリーズ」において、標的型攻撃対策を強化したWebフィルタリングソフトウェア「GUARDIANWALL WebFilter」を5月29日より提供開始すると発表した。

 GUARDIANWALL WebFilterは、以前から提供していたWebフィルタリングソフトウェア「WEBGUARDIAN」を、Web情報漏えい対策製品「GUARDIANWALL Webファミリー」の1製品として刷新したもの。URLフィルタリングによるアクセス先の制限機能に加えて、Webメール/SNS/掲示板/オンラインストレージなどへの送信データを制限するコンテンツフィルタリング機能も備えている。

 また、企業のWeb通信の出入り口にあたるプロキシーサーバーとして動作し、暗号化通信(HTTPS)を含むWeb経由で送信されたすべての内容を保存・閲覧することも可能。標的型攻撃などに用いられる不正な通信(コネクトバック通信)を検知・遮断して、情報漏えい事故や、外部からの操作による感染端末の拡大を防止できる。加えて、マルウェア感染が疑われる社内端末を特定できることから、迅速な対処を行えるとした。

 さらに、ICAP連携に対応したウイルス対策製品との連携によって、マルウェアのダウンロードを遮断する機能や、許可されていないアカウントによるクラウドサービスへのアクセス制御機能なども提供するとのこと。

 料金は年間利用料方式となり、一般企業向けライセンスの場合、例として25ユーザーで初年度15万円(税別)、100ユーザーで40万円(税別)など。2年目以降は初年度の半額が必要になる。