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TOKAIコミュニケーションズ、Bluemix Infrastructureとの閉域網接続メニューを拡充

 株式会社TOKAIコミュニケーションズは8日、IBMのクラウドサービス「IBM Bluemix Infrastructure」(旧称:SoftLayer)との閉域網接続サービスを拡充すると発表した。IBMの閉域網接続サービス「Direct Link」では3種類の接続方式が提供されているが、コンイアは、冗長構成の閉域網で接続する「Direct Linkコロケーション」方式の接続サービスを提供する。

 TOKAIコミュニケーションズのキャリア・企業向け通信サービス「BroadLine」で提供されている「Ethernet 専用線」および「リレーション Ethernet」では、2014年に「Direct Link NSP」方式での接続を提供開始。2015年11月からは、エクイニクスの「Equinix Cloud Exchange(ECX)」を経由して接続する「Direct Link Cloud Exchange」方式にも対応している。

 今回はさらに、アット東京が提供する「プレミアムコネクト for IBM Cloud」(以下、プレミアムコネクト)との接続を行うことで、もっとも信頼性の高い「Direct Linkコロケーション」方式をサポート。Direct Linkの接続方式3種類すべてに対応可能となった。

 「Direct Linkコロケーション」は、Bluemix Infrastructureのデータセンターに直接接続する方式となり、日本ではアット東京が提供するプレミアムコネクトに接続した上でDirect Linkを利用する。Bluemix Infrastructure内の接続環境を含めて冗長化されているため、信頼性の高い接続サービスを提供できる点が特徴とのこと。