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バッファロー、データ復旧事業に参入、自社ストレージ製品が対象

 株式会社バッファローは1日、自社製品の外付けHDD/SSDやUSBメモリ、SDカード、光学メディアの「データ復旧サービス」を開始した。料金は、軽度な論理障害の場合で3万円、軽度な物理障害の場合で6万円(いずれも税別)から。

 データ復旧サービスは、拠点への直接持ち込みのほか、ウェブサイトからも申し込みが可能。サービス拠点「データ復旧センター」では、製品の状態や障害レベルに応じて、データの復旧前に復旧可能性と固定料金に基づいた見積もりを行う。軽度論理障害によるデータ損失については、製品の保証期間内であれば無償でサービスを提供するという。

 なお、重度なハードウェア障害や、データ部の破損など、重度な障害については別途見積もりとなる。また、光メディアについては、バッファロー製ドライブでデータを保存したものが対象となる。

 なお、データ復旧サービスでは、データ復旧のほか、データを別メディアに移行する「データ変換(メディアコンバート)」、HDDデータを完全消去する「データ消去」の各サービスもあわせて提供する。

 サービスの提供は、バッファローの親会社メルコホールディングスが、データ復旧事業を手がけるアドバンスデザイン株式会社を子会社化したことによるもの。データ復旧から消去、また故障機器の廃棄までをグループ内で完結できるという。

 なお、当面は自社販売製品のみをサービスの対象とするが、将来的には他社製品向けのサービスも展開するという。