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TIS、AIで最適な人材マネジメントを支援する「HRアセスメントサービス」

企業内の人事データを機械学習エンジンで分析

 TIS株式会社は27日、企業内の人事データをAIで分析し、働き方改革を推進するための人材マネジメントに向けたロードマップ策定を行う「HRアセスメントサービス」を、同日より提供開始すると発表した。

 HRアセスメントサービスは、TISのデータサイエンティストと人事コンサルタントが、機械学習エンジンを活用して企業における人事関連のデータを分析するサービス。科学的な根拠から人事施策として対応すべき課題を抽出し、最適な人材マネジメントの実現に向けた取り組みのロードマップを提言するという。

 一過性のデータ分析にとどまらず、分析結果をもとに今後の取り組み計画を提言し、企業の人材マネジメントをトータルでサポートできる点が特徴。対象データの抽出元システムに制限はなく、あらゆるシステムからのデータで分析を行えるとした。

 なお、このサービスでは多面的な人材状況の把握や、深堀分析による要因抽出と将来予測に基づく、課題解決のための実践的なアプローチ設計までを実施する。さらに、アセスメントをもとに設定した課題を解決するための人材管理アプリケーション「Oracle HCM Cloud」の導入・運用もTISがトータルでサポートするとのこと。

 価格例は、最短1.5カ月で300万円(税別)から。TISは、2020年までに50社への提供を目指している。