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デル、手のひらサイズの小型シンクライアント端末「Wyse 3040」

 デル株式会社は24日、エントリー向けの小型シンクライアント端末「Dell Wyse 3040」を提供開始すると発表した。価格は3万4000円(税別)から。

 Wyse 3040は、サイズが27.94×101.6×101.6mm、重量が0.24kgと小型・軽量ながらも、Atom X5(1.44GHz、クアッドコア)を搭載するほか、最大2GB DDR3メモリと8GBのフラッシュストレージをサポートしており、前世代機と比べて30%高いパフォーマンスを発揮できるという。

 OSは、セキュアなWyse ThinOSに加えて、6月からはSUSE Linuxベースのシンクライアント向けOS「Wyse ThinLinux」を選択することも可能だ。

 仮想デスクトップソフトウェアは、Citrix XenDesktop、Microsoft RDS、VMware Horizonをはじめとした主要製品に対応。すでにサポートされているCitrix HDX、Microsoft RDP、PCoIPの各プロトコルに加えて、VMware Blast Extremeリモートプロトコルも6月からThinLinuxをサポートする。

 インターフェイスは、2560×1600ドットの解像度をサポートする2つのディスプレイポート、1000BASE-Tポート(オプションで無線LAN対応)、USB 2.0×3、USB 3.0×1、オーディオ/マイク コンボジャックなどを備える。なお、小さい筐体を生かしてモニタの背面に取り付けることが可能とした。