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楽天コミュニケーションズ、WebRTCベースのコミュニケーションツール「Chime Meetings」を販売

 楽天コミュニケーションズ株式会社は17日、米CafeX Communications(以下、CafeX)のコミュニケーションサービス「Chime Meetings」を国内で提供開始すると発表した。

 Chime Meetingsは、WebRTC技術をベースとしたクラウド型Web会議サービス。プラグインやアプリケーションのインストールが必要なく、Webブラウザさえあれば、ビデオ・音声・テキストチャット・資料共有といった機能を利用することができるため、例えばビデオ会議であれば、URLを伝えるだけで社外のユーザーとも容易に会議を行えるという。

 また、直感的なユーザーインターフェイスを備えており、誰でも簡単に利用可能な点も特徴。さらに今後は、他社のビデオ会議システムとのSIPを用いた連携や、スマートフォン対応なども行っていく予定とした。

 月額基本料金は1ユーザーあたり1950円(税別)。12カ月の最低利用期間が設定されている。

 なお楽天コミュニケーションズは、WebRTC技術をベースとした、ブラウザだけで利用可能な企業向けコミュニケーションサービスを拡充していく考え。国内総販売代理店としてすでに販売しているCafeXのコミュニケーションツール「Live Assist」と今回のChime Meetingsに加え、プロジェクト単位でのグループチャットやドキュメント共有、タスク管理ができるコラボレーションプラットフォーム「Chime Spaces」の提供も計画している。