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日本事務器、図書館向けプラットフォーム「ネオシリウス」に研究機関・企業向けバージョンを追加
2017年3月31日 15:59
日本事務器株式会社(NJC)は31日、専門・企業図書館向けの図書館サービスプラットフォーム「ネオシリウス・ラボ」「ネオシリウス・ビジネス」を発表した。4月3日より販売する。価格は月額9万円(税別)から。今後3年で30館への導入を目指す。
これまでNJCでは、大学図書館向けに「ネオシリウス」シリーズを販売してきたが、近年は美術館・博物館・各種研究機関に設置される図書館への導入が増加していた。そこで、より専門的な機能を集約。専門図書館には「ネオシリウス・ラボ」、企業図書館向けに「ネオシリウス・ビジネス」をラインアップすることとなった。
「ネオシリウス・ラボ」「ネオシリウス・ビジネス」のいずれも、図書館運営に必要となる機能・サービスをクラウド型で実現するのが特徴。蔵書管理、検索、閲覧・貸出手続き補助などの機能を搭載しており、運営業務の省力化、管理工数削減につながるとしている。新着資料の情報をポータルサイトへ自動表示する機能も備える。
「ネオシリウス・ラボ」「ネオシリウス・ビジネス」は月額制サービスとなっており、契約期間中は定期的にバージョンアップされる。