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NJC、IT資産管理・情報漏えい対策ツール「LanScope Cat」を月額のクラウドサービスとして提供

 日本事務器株式会社(以下、NJC)は22日、エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)のIT資産管理・情報漏えい対策ツール「LanScope Cat」を、NJCのクラウドシステム基盤サービス「Ezharness Hosting Plus powered by AWS」上に構築し、月額料金制で提供するサービス「LanScope Cat for Cloud」を、3月1日から販売すると発表した。

 「LanScope Cat for Cloud」は、クラウド型サービスのため、初期コストを抑えて運用の開始が可能。通常、「LanScope Cat」を利用するためには、顧客自身で管理サーバー環境の構築から運用管理まで行う必要があるが、「LanScope Cat for Cloud」にはシステムの安定稼働を支援する「NJCプレミアムサポート」がパッケージングされており、管理者の運用工数を大幅に削減できる。

 申し込みから環境構築まで最短6日で整えることができ、暗号化して通信を行うため、海外拠点や公衆無線LAN環境など、専用回線(VPN)のない拠点もインターネット経由でセキュアに管理できる。

 月額利用料は3万4800円(10ライセンス、税別)から。これまで、「LanScope Cat」をオンプレミス型で運用されている顧客向けには、保有しているライセンスをそのままクラウド型へ移行できるプランも用意する。NJCでは、1年間で50社への販売を目標とする。